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定時制とはどんなところか?

定時制とはどんなところか?

 
1  働きながら学ぶ
  定時制とは、本来働きながら学びたいという人達のために設けられた学校です。皆さんのなかには「全日制高校」に入学を希望していた人もいることでしょう。しかし、人間は働くことを通していろいろなことを学び、働き続けることによって更に成長してゆくといわれています。本校は、働きながら学ぶ勤労青少年のために設立された夜間定時制の工業高等学校で、長い歴史と伝統を持ち、機械科・電気科・電子科の三科が設置され、各学科の専門教育を行っています。働く人達の努力によって世の中は発展してきました。「働きながら学ぶ」ということは、今やその第一歩を踏み出した君にとって、そういう意味で格別の意義があります。皆さんが選んだこの道を、誇りを持って前進しましょう。
 
2  定時制高校は単に中学校の延長ではない!
  「働きながら学ぶ」ということは、決して生易しいことではありません。今までの惰性で何となく定時制高校に入学し、何となく卒業できるだろうと思ったら大間違いだということにすぐ気付くことでしょう。高等学校では出欠状況が厳しく評価され、場合によっては進級できないこともあるからです。高等学校は義務制の中学校と異なり、学習の内容も難しくなりますので、健康に留意し、しっかり勉強してください。
本校は、工業高校としての優れた教育内容や、実習設備が整っています。努力して身につけた知識や技術は、就職・進学など、将来必ず皆さんのために大いに役立ちます。「働く」という誇りと「学ぶ」という決意は、皆さんにこうした難関を突破させ、4年間をがんばり抜かせるのです。そして、その時人間的にもたくましく成長した自分を改めて再発見することでしょう。
高校時代は、人生においてもっとも実り豊かな時代です。現代社会において様々な苦難を乗り越え、何を学び、どう心身を鍛えたか、どのような親友を得たかということが、その後の人生を大きく左右するものです。
働きながら学ぶことを基本とする定時制高等学校では、4年間通いきるには2倍の時間とエネルギーが必要であり、大変な努力が必要です。入学当初の今の意気込みを心に刻み、4年間の学校生活で基礎的な学力や技術を習得すると共に、社会人に相応しい言動ができるよう努力することを期待します。
 
3  まず一学期、そしてこの一年間が勝負どころ!
  毎日の労働を終えた身体で勉強に励むという生活環境の急激な変化は、不規則な食生活と合わせていろいろな点でリズムが狂うでしょう。しかし、職場には、働く仲間がおり、学校には苦楽をわかちあう友情が皆さんを待っています。せっかく歩みだした第一歩を大切にし、誇りと自信を持って歩き続けなければなりません。立ち止まることは後退に繋がります。特に、この一学期、歯をくいしばってでもがんばり通すことにより、定時制生活を皆さんの日常生活と切り離すことのできない一部分にまで高められることと思います。怠け癖と勉強嫌いは皆さんの気力を内から挫けさせようと常に狙っています。一学期を耐え抜いたならば、二学期、三学期へと挑戦することによって、勝負どころであるこの一年間を無事終えることができるのです。定時制とは、いわばそのような厳しさをもっている学校です。
 
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